About us

Helsportは、北欧・スカンジナビアの大手テント寝袋メーカー
1951年に設立されたHelsportは、ノルウェーの家族経営からスタートしました。私たちは1954年に最初の寝袋を開発し、1957年に最初のテントを開発、1970年に世界で最初のトンネルテントを発売し、それ以来、Helsportの革新はいくつかの国際基準となりました。 1968年に最初のデザイン賞を、2012年に最新のデザイン賞を受賞しています。

今日、私たちはスカンジナビアの主要なテントと寝袋のメーカーとみなされることを誇りに思います。

 

今これを読んでいるあなたは、おそらくHelsport製品を所有している-または購入を検討しています。Helsportは安全な選択であると言いたいと思います。製品が高品質で厳格なテストを受けているだけでなく、製品のライフサイクル全体を通してお客様が当社を信頼できるためです。世代を超えて受け継がれ、現在も使用されているテントについての話を聞くことほど幸せなことはありません。

 

 

 

HISTORY

スカンジナビアを代表するテント・シュラフメーカーとして

Helsportは、1951年のノルウェーで、家族経営の会社として設立されました。1954年にオリジナル寝袋を、1957年にはオリジナルテントを発表。1970年に世界で最初のトンネルテントを開発し、それ以来、その革新的な製品は世界のスタンダードとなりました。はじめてデザイン賞を受賞した1968年から、2012年に至るまで、いくつもの賞を受賞しています。

今日、私達はスカンジナビアを代表するテントとシュラフのメーカーに成長しました。Helsportという会社の歴史、私たちの歩みをご紹介します。

1951 – Helsport の前身であるHelliksen Sportは、Arild Helliksenによって設立されました。1974年に法人化され、同時にHelsport ASと改名しました。

1954 – シュラフの一作目が考案、開発され、Helsportのブランドとロゴが確立。

1957 – Helsportテントの一作目が開発されました。左の少年が、今日のCEOStein Helliksenです。

1964 – 1960年代半ばまで、Helsportは主にキャンプ用品をメインに開発していました。 1964年、ノルウェーの登山家、Arne Nass Snrから連絡があったとき、その方向性が一新。彼はヒマラヤ ティリチミールへの登山遠征を計画していました。当社は彼のために革新的な軽量寝袋を開発。これがHelsport製品の全面的な再編の始まりでした。

1968 – ヒマラヤ探検隊に触発されたHelsportは、世界初の軽量テント“Fjellteltet Nylon”を作成し、ドブレ北部でノルウェーデザイン賞を受賞した最初の企業になりました。同時に、遠征用のダウンジャケットとパンツも開発。

1970 – ノルウェーの登山家、Trond Aasが、ヒマラヤ遠征で世界初のトンネルテントのプロトタイプをテスト!

1971 – 世界初のトンネルテントが、ドイツのSPOGAトレードショーで業界に紹介されました。この発明により、当社は数十年にわたるテント開発のスタンダード企業となりました。

1979 – イノベーションを通じて、当社は世界の基準となるようなテント開発を続けました。大きな前室を備えたテントを新発売したのもこの年です。

1986 – Børge Ousland 、Agnar Berg、Jan Ertsasは、1888年からナンセンの足跡をたどるだけでなく、彼を(少なくとも距離以外の部分において)追い越すことを決め、スキーとパラシュートでグリーンランドを越えました。この探検はOuslandにとって初めての試みであり、彼とHelsportとの長期にわたるパートナーシップの始まりでした。

1988 – Aslak Aastorpと Øyvind Vadlaが、世界で最も登頂が難しい山の1つである南パタゴニア氷原の一角にあるセロトーレ山に登ろうとしたとき、大きな災害に見舞われました。雪と氷の劇的な雪崩に襲われたのです。ですがその後、彼らはなんとか頂上に到達しました!

1993 –1993年1月7日の朝6時に、1319kmに渡る50日間の単独旅行が終了し、Erling Kaggeは南緯90度に到達。米国南極点基地に迎えられました。このノルウェーの主要な探検隊に参加できたことを嬉しく思います。

1994 – 1994年4月22日に、Børge Ouslandは、サポートなしの単独で北極点に到達した、最初の人物になるという目標を達成しました。これは、極地史における最大の成果の1つとしていつまでも語り継がれるでしょう。

1996 – 数年にわたるアクティブユーザーとのコラボレーションに基づいて開発した、新しいシュラフシリーズを発表しました。フィット感、圧縮性、細部まで工夫した作りにより、『Alta』はいくつかの消費者テストの勝者になりました。このシュラフは、今日でも最も人気のあるモデルの1つです。

1996 – 世界最長時間に挑むスキー遠征用の装備を提供しました。 Torry LarsenとRune Gjeldnesは、グリーンランドの2928kmに及ぶ距離を、86日間に渡ってサポートなしで滑り終えました。

1996 – また、この年は、世界初のポール大会が開催されました。当社にとっては、テント開発におけるひとつのスタンダード製品を発売した年でもありました。

1996 – 当社における最初の”lavvu”(北欧先住民族サーミ人が伝統的に利用する、移動式テント型の住居)、『Tana』が発売されました。私たちの”lavvus”のいくつかは、その後、さまざまな消費者テストに勝ち残りました。

1997 – 世界で最も軽量でコンパクトな3人用テント『Rondane』を発売。すぐに人気のある商品になりました。

1999 –長年にわたって当社の主力テントでありつづけ、複数のテストでも優勝することになる『Svalbard 3』を発表。このテントは、北極への遠征隊員に最も利用されたテントでしょう!  1999年以来、『Svalbard』シリーズは、厳しい冬の遠征用テントとしての地位を確立します。

2000 – さまざまな遠征隊との長年のコラボレーションの後、極寒用のシュラフ『Arctic Super 3』を発表しました。このシュラフの想定使用温度は-55°C。極端な温度での長時間の使用に耐えられるように設計され、シュラフ3つぶんのパーツを1つに合わせた形で構成されています。

2003 – Børge Ousland とThomas Ulrichは、南米のパタゴニアの氷河を横断した最初のチームとなりました。この遠征は、将来の製品開発のための貴重なフィードバックとなりました。

2004 – 『Fjellduk』と初のバックパックコレクションを発表します。

2005 – 1997年の『Rondane』と同様に、この年発売された『Fjellheimen』はセンセーションを巻き起こしました。重量を減らしながら、広さを20%以上増やすことに成功。より多くのスペースを、より少ない重量で実現しました!

2006 – “夜の北極“は、最も条件の厳しい環境下に挑む探検の1つです。Børge Ousland と Mike Hornは、一年で最も寒く、真っ暗な冬期に北極点に向かいました。これもまた、考えられる最も極端な条件下でテントと寝袋をテストする機会になりました。ありがたいことに、彼らは無事に目標を達成しました!

2006 – アパレルは再び当社製品の一部となり、長年にわたるシュラフのエキサイティングな開発技術が、新しいジャケットにも惜しみなく投入されました。

2009 – Petter NyquistとLars Oma Erichsrudがエベレスト山頂を目指す旅に、当社も参加しました。

2010 – まったく新しいコンセプトで開発された、女性向けシュラフ『Huldreheimen』が発表されます。これはSINTEF研究所の長期に渡る実験と研究に基づいて、冒険家Baffin Babeとの共同開発によって作られたシュラフでした。

2010 – 大人気の『Varanger lavvu』に基づいて、『Varanger Camp』を発表します。Varangerとはノルウェーの地名。Lavvuは先住民族サーミ人の伝統的な移動式テントです。この製品は、ノルウェーらしさを意識した、全室つきテントを備えたユニークな新しいlavvuでした。

2010/2011 – 誇りを胸に、けれど謙虚さを忘れずに。『Huldreheimen 』と『Kongsfjorden』が、ノルウェーのデザイン評議会で2年連続でデザイン賞を獲得しました。当社は、最初の賞を受賞してから40年以上たった現在でも、テントやシュラフの製品開発において、リーディングカンパニーでありつづけています。

2011 –

重量がわずか850グラムの『Ringstind SuperLight』は、軽量テントの新しいスタンダードとして認められ、テストの勝者になりました。同じ材料とソリューションを使用し、翌年にはまた別の、画期的な製品を発売します。それは、重量2kg未満の3人用テント、『Fjellheimen SuperLight 3 Camp』です!

2012 – 長期的な製品開発とBørge Ousland との緊密な協力により、『Patagonia』が発売されます。これは究極の遠征テント。新しくてユニークなOusland製品の原点でした。

2013 軽量で柔軟性があり、かつてないほど使いやすい、ハイキングギアシリーズ”LY”を発売!

2013 – 新発売のバックパック『Snota』はすぐに人気になりました。そのスマートなソリューションは、様々な活動に適しています。

2014 -『Superlight』シリーズは2つの新しいモデルで展開され、現在ではそれぞれの部門で世界の軽量テントを代表する製品になっています。

 

 

ETHICAL TRADE

Helsportは2009年以来、倫理的な貿易を理念とする”IEH”のメンバーであり、生産者およびサプライヤーとの間に生じる倫理的な責任を強く意識しています。

私たちは長年にわたり、厳選された生産者およびサプライヤーと、長期的な関係を確立させようと努力してきました。相互の尊敬と理解に基づいてこれらの関係を構築することは、高品質の製品と健全なビジネス慣行を確保するために不可欠であると考えています。安定した関係は、生産者と協力して倫理的問題に取り組みやすくするための基盤。生産性と労働条件の向上は両立できる課題です。

過去1年間、主要なサプライヤーと緊密に連携して、リスク分析、品質、生産計画を立ててきました。今後は、原料調達から販売までの流れに注目し、生産者とそのサプライヤーの両方と、より緊密な協力体制を整備していきます。

IEHは“Initiative for Ethical Handle“を意味しています。これは倫理的な貿易に取り組むための手引です。我々はIEHのメンバーとして、購入に関する倫理ガイドラインに基づいて、サプライチェーンの改善に積極的に取り組んでいます。また、IEHメンバーには、倫理的取引及びそれに関連する作業について、年次報告書を作成して提出する責務があります。このレポートは一般公開されており、以下のメンバーシップの証明をご覧いただけます。

 

Helsport商品に使用されるダウン(羽毛)は、生きた動物から採取しません

 

私達はダウン業界における、生きた動物からの羽毛の採取(「Live Plucking」)に強く反対します。寝袋や衣類に使用されているダウンは、食品業界の副産物です。私達が羽毛を購入している生産者からは、信頼の置ける採取プロセスに関する報告書類(購入した羽毛が、実際に動物から採取されたものではないことを証明する書類)を提出してもらっています。
ダウン商品の羽毛、生地、縫製の品質を確保するために、“International Down and Feather Laboratory”(IDFL)と協力しています。私達は製造業者として、ダウンができる限り倫理的かつ人道的に生産されるように、最善を尽くしたいと考えています。サプライヤーとIDFL両方との緊密な連携を継続して、内部プロセスを評価し、適正な状態を保ちます。製品がどこから来たのか明確にし、お客様が安全性を感じられるようにします。